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登録日:2009/06/07(日) 00 21 50 更新日:2024/05/02 Thu 23 43 33NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 1999年 toi et moi はい、歓迎~(^3^)チュ アニメ アニメ映画 オレンジ諸島 ゴルベーザ サトシコロス サンダー ファイヤー フリーザー フルーラちゃん ポケットモンスター ポケモン ルギア ロケット団全盛期 世界滅亡 伝説の鳥ポケモン 共存 劇場版ポケットモンスター 劇場版ポケモンケンジ唯一の出演作 南海の島 喋るヤドキング 嘘予告 天変地異 孤島 安室奈美恵 幻のポケモンX 映画 東宝 水素爆発 浜田雅功 海の神 湯山邦彦 漢気全開のロケット団 異常気象 良い感じー! 首藤剛志 命を賭けて、かかってこい!! ●目次 ◆概要 ◆ストーリー ◆主な登場人物 ◆主な登場ポケモン ◆主題歌『ライバル!』 『toi et moi』 ◆余談 ◆概要 1999年7月に公開されたポケットモンスターのアニメ映画。ポケモン映画第二作。 歴代で一番スケールがデカイ作品。 同時上映は「ピカチュウたんけんたい」 『他者との共生』『行き過ぎた個人主義の功罪』といったテーマが盛り込まれているが、 子どもを意識してアクションシーンを全面的に押し出した結果、それが飲み込まれる形になってしまった。 そうしたことやルギアの声、主題歌の都合もあって脚本の首藤剛志は後に不満を述べている。 だが、疾走感溢れるアクションシーンは素晴らしく、後味のいい作品に仕上がった。 海のシーンが美しいことも本作の特徴。 全編に渡って海が描かれ、ラストでは壮大なことになっている。 彩色方式がデジタルになったため気付かれにくいが、 驚くべきことに作画のほとんどは手書きで行われている。この点においても評価が高い。 劇中に登場する古代のミュウのカードをパンフレットにつけるなど様々な商業戦略が行われた結果、 興行収入53億円記録し、1999年邦画興行成績第1位を達成した。 また、文化庁メディア芸術祭マルチメディア部門でも入賞している。 サトシの手持ちにラプラスとカビゴンが加わっていて、且つリザードンがサトシの言う事を訊くようになっていると言った点や、オレンジリーグやラプラスの離脱の有無と言った本編要素と矛盾しないようにすると、時系列は107話~113話以前の間に限られる(*1)。 また、第223話では別個体のルギアに対してサトシ達が以前オレンジ諸島でルギアと会った事があると話べており、本作とテレビシリーズはリンクしている。 ◆ストーリー オレンジ諸島を巡るサトシ一行。 しかし航海の途中に嵐に巻き込まれてしまい、オレンジ諸島の最果ての島「アーシア島」に辿り着く。 島はちょうど年に一度の祭りの時期で、久しぶりの来訪者であるサトシ達は歓迎を受ける。 時を同じくして、ポケモンコレクターのジラルダンが“伝説の3匹”の一体であるファイヤーの捕獲に成功する。 それを察知したサンダーとフリーザーも動きだすが、ジラルダンの本当の目的は別にあった……。 ◆主な登場人物 サトシ CV 松本梨香 ご存じ主人公。 アーシア島の伝承にある“あやつり人(=ポケモントレーナー)”として、祭りの儀式に参加することになる。 カスミ CV 飯塚雅弓 俺たちのマーメイド。 フルーラに嫉妬していたが、後に… ケンジ CV 関智一 旅に同行しているポケモンウォッチャー。 え?こんな奴いたかだって? そんなこと言っちゃいけません。 ファイヤー・サンダーの救出時に水素爆発の化学式を披露する。 ロケット団 ムサシ(CV 林原めぐみ) コジロウ(CV 三木眞一郎) ニャース(CV 犬山犬子) のいつもの3人組。 本作で一番輝いている人達。 これまでの悪役としての活躍とは一転し、終盤においてまるで劇場版某ガキ大将ばりにサトシを漢気全開でサポートする。 彼らがいなければ世界は滅亡していたと言っても過言ではない。 フルーラ CV 平松晶子 本作のヒロイン。 歴代劇場版ヒロインの中でも特に可愛いと評判な娘。 アーシア島での祭りを司る一族の末裔で、この度の儀式で巫女を務める。 初対面のサトシに歓迎の証としてキスした。 彼女の笛の音階はルギアの鳴き声を模しており、世界を救う鍵となる。後の劇場版21作目でも重要な場面で流れる。 余談だが中の人は後のAG編で一時的にムサシの声を演じている。 オーキド博士 CV 石塚運昇 ご存じポケモン研究の権威。 世界各地で起こっている異常気象について簡潔に説明してくれる。 ハナコ CV 豊島まさみ サトシの母。 オーキド博士に同行し、ラストではサトシに「一人の母親」としてある言葉をかける。 ジラルダン CV 鹿賀丈史 本作の悪役。ポケモンコレクター。富豪らしく自身の天空宮にコレクションを飾っている。 別にゴミ箱ポイポイのポイよッ!!とかいいですとも!とか言ったりはしない。 伝説の3匹を捕獲しようとするが、本当の目的は“海の神”ルギアを捕獲すること。 その過程でファイヤーとサンダーを捕獲した結果、気象のバランスを崩して世界滅亡の危機を呼び込んだ。 他者に意図して危害を加える悪人ではなく、間違って捕まえたサトシ達を天空宮内で「コレクションには触れないように」と言いつつ解放した(捕まってるファイヤー達を見たサトシは触れるどころかコレクションに総攻撃をしたが)。 自分のことにしか興味がない“コレクター”であり、彼を動かすものは「伝説のポケモンが欲しい」という欲求であり、実は伝説のポケモン・幻のポケモンを欲しがるゲーム版ポケモントレーナーのメタファーともなっている。劇中では捕獲器を用いてファイヤーとサンダーを捕獲したが、もしマスターボールを用いて捕獲した場合気象バランスは大丈夫だったのかは不明。 キャラクターソング「我はコレクター」での「私は誰かの王様ではない 私は誰かの兵隊でもない」が彼の本質を象徴している。 まとめると自分のことにしか興味がないゆえにブレることがなく他者の世界を蹂躙しても一切気にしない究極の自己中人間。 首藤氏のコラムによれば最終的に「コレクションを集めたいという自分本位の欲望は、壊されたわけではない」とのことで、そもそも悪意で行動したのではないので改心も何もするわけもなく事件後もブレず、ルギア達に興味をなくした彼は今度はミュウに標的を定めた様子。 この自分本位の姿は、最終回没プロットのテーマにもつながる対比だった様子。 後の劇場版5作目にも本に載った写真でチラッと登場。 ◆主な登場ポケモン ピカチュウ CV 大谷育江 我らがマスコット。 世界の危機を救うため、サトシと共に奮闘する。 トゲピー CV こおろぎさとみ チョッゲッp(ry マリル CV かないみか ケンジの手持ち。 こちらも可愛い。 ヤドキング CV 浜田雅功 アーシア島伝説の生き証人。 他の個体と比べて知能が非常に発達しており、人語で喋る。 サトシ達に世界を救う方法を教えた。 台詞のほとんどは「困ったなぁ」である。 全世界のポケモン 世界のバランスが崩れたことを察知し、海と空のポケモンはアーシア島に、 陸のポケモンは最寄りのアーシア島に一番近い場所に集結する。 ファイヤー CV 愛河里花子 「火の島」に住む“火の神” このファイヤー含むアーシア島にのみ住む三匹は極めて特殊な個体で、サイズも通常の同種より一回り大きく、何よりパワーも段違い。1体欠けるだけで、海流をはじめ自然界のバランスが崩壊してしまう。 ジラルダンに最初に捕らえられる。炎タイプなのに凍結弾で。(*2) 後に救出されるが、サンダーとフリーザーと共に三つ巴の戦いをすることに……。 サンダー CV 小西克幸 「雷の島」に住む“雷の神” ファイヤーが捕獲されたのをいいことに「火の島」を侵略しようとするが、 待ち伏せしていたジラルダンに捕らえられる。 フリーザー CV 冬馬由美 「氷の島」に住む“氷の神” 唯一捕獲を免れるが、三つ巴の戦いになった際に近海の海を全て凍らせるなど一番迷惑なことをしてくれる。 そして最後に出てきたのに1番最初にやられた不遇な子。 ルギア CV 山寺宏一 幻のポケモンX。「世界が滅亡の危機に瀕した時に現れる」とアーシア島の伝承で語られている“海の神” ファイヤー、サンダー、フリーザーの三つ巴の戦いによって世界のバランスが崩れたことを察知し、海洋深層の底から復活。 “伝説の3匹”を相手に互角に渡り合うなど強大な力を持ち(空中・水中での高機動力、生体バリアー、ルギアビーム等)、人語を解して対話することもできる。 ヤマちゃん、ミュウに引き続いての幻のポケモンである。 そのイケメンボイスやデザイン・活躍で、『ポケモン銀』は子供達の大人気となり、後の登場回数も多い。 だが脚本家的には、「海は母性の象徴」ということで女性声優がよかったらしい。 もし女性声優ならその後の人気なども色々変わっていたかもしれない。 ジラルダンの攻撃により戦闘不能に陥るが、フルーラの笛の音を聴いたことで復活。 異常気象の原因の海流を元に戻し、再び海底で眠りについた。 映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ』では同一個体(小説版で明言)が少しながら登場する。 ◆主題歌 『ライバル!』 オープニングテーマ。TVアニメ本編のものと同じ。 『toi et moi』 エンディングテーマ。歌:安室奈美恵 余談だが、この曲の作詞・作曲・編曲・プロデュースは小室哲哉氏であり、映画宣伝の番組にてコメントをしていたのも遠い過去の話である。 脚本の首藤剛志氏によれば『toi et moi』は元々は主題歌の予定ではなかった。 当初はフルーラの笛の音に監督の湯山邦彦氏が作詞をし、フルーラ役の平松晶子氏が歌った『はてしない世界』がEDになる予定だったという。 そのため上映中に流れた『toi et moi』を聞いて首藤氏はたいへん驚いたという。 首藤氏は『toi et moi』を「何を言いたいのか分からない聞き取りにくい歌詞と、 うんざりするほど聞きなれたオリジナリティのないポップ調の曲が、まるで作品内容にあっていない。 前作の『風といっしょに』がよかっただけに、残念だ」とコラムで冷静且つボロクソに批判している。 小室氏も「結局便乗しただけ」と思われないためにただ制作するだけでなく、 スポンサー・事務所と普段より長い時間緻密に話し合う等、宣伝展開にはかなり気を配ったことを振り返っている。 裏を返せば、「そればかりに時間を割いて、ポケモンの世界観の本質を掴むのを怠ってしまった」とも取れるわけで… 英語版の主題歌はドナ・サマーの『The Power of One』と(ジョジョ3部で一部筋に有名な)アル・ヤンコビックの『Polkamon』である。 『Polkamon』はポルカに乗せてポケモンの名前を歌う内容であり、英語版の『ポケモンいえるかな?』とも言える。 ◆余談 冒頭でも紹介したキャッチフレーズは、発表当初の『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモンX 爆誕』の時のもの。 宣伝の都合上、脚本完成前にキャッチフレーズやタイトルを決めてしまったため。 実際はそんな展開にはならず、ルギアも思いっきり味方のポケモンだった。 どころか劇中でもそんな発言はなかった。 以降の劇場版でも初報ムービーと本編は初報と異なる展開になる事が多いので今となってはある種のお約束になっている。 後にポケダンシリーズ内で使用された。 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 ←PREV 1998 NEXT 2000→ 劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI ピチューとピカチュウ 「どうして助けてくれるの?」 「一緒に住んでいるから壊してはいけない……相手の世界を」 「世界滅亡の危機に正義も悪も無い」 「目指すは泥棒ができる平和な世界!」 「サトシがいなくなったら、サトシの世界はもうないの!私の息子はもういないの…!あなたがいるから、世界はあるの!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 評価がミューツーのより低いのは宣伝の映像とは(想像してたのと)まるで違ってたせいもあるんかもな -- 名無しさん (2013-07-12 23 28 55) ベンゼン星人 -- 名無しさん (2013-08-26 17 30 32) 試写会に来てる子供の人気を司会の山ちゃんが総取りしてたから、ゲストの浜ちゃんが安室と手繋いで出て行ったとか何とか -- 名無しさん (2013-10-02 20 14 01) ロケット団はまさしく世界の破壊を防ぐため、世界の平和を守るために行動したのはよかった -- 名無しさん (2013-10-02 20 43 58) 子ども心に、なんか盛り上がりに欠けた気がした。 え、そこで終わり?的な 今見たら多少見方は変わるかもしれんが -- 名無しさん (2013-12-02 16 16 51) 吹き飛ばされないポケモン・・・飛び込まないサトシ・・・ 嘘予告も大概にしろぉ!! -- 名無しさん (2013-12-02 16 21 47) 「一緒に住んでいるから壊してはいけない……相手の世界を」 か。…ダイパの劇場三部作に言ってやりたくなるな -- 名無しさん (2014-06-17 10 34 11) 安室の主題歌が大好きです。 -- 名無しさん (2014-06-17 19 44 27) この映画のロケット団のかっこよさは異常 -- 名無しさん (2014-06-17 20 29 49) 不遇な子。←これが伏線になるとは -- 名無しさん (2014-06-17 20 56 10) フルーラってFRLGの女主人公にちょっと似てると思うのは私だけだろうか -- 名無しさん (2014-07-22 23 03 43) 当時オーキド博士が現場に到着したところで「ほらケンジ!博士!博士!お前の目的オーキド博士だろ!?」と思ったなぁ。 -- 名無しさん (2014-07-22 23 11 46) ルギア捕まえると世界が壊れるにもかかわらず捕まえようとするジラルダンと、世界が壊れたら盗むポケモンも居なくなるからサトシ達に協力するロケット団の対比 -- 名無しさん (2014-07-28 16 25 59) よくポケモンの映画は「世界が滅亡の危機に!!」って触れ込みが多いけど、この作品がそれに一番応えてる出来だと思う。 -- 名無しさん (2014-08-29 10 47 03) 脚本家さんいわく、好き勝手にやっている究極個人主義のロケット団やジラルタンこそが共存のお手本、とのことでしたので『行き過ぎた個人主義』というのは少し不適切ではないでしょうか -- 名無しさん (2014-12-23 17 12 05) ポケモンで学ぶ地球温暖化 -- 名無しさん (2014-12-28 19 24 43) サトシとロケット団が3鳥の攻撃を振り切りつつ、氷の島(フリーザーが根城にしている島)に向かうときのBGMが今でも忘れられん -- 名無しさん (2015-04-29 03 50 40) 爆誕とか命をかけて~とか、それだけ聞くとかっこよさげだけど、映画自体とは何も関係ないというね・・・・・・。これを使いたいってごり押ししたのも、コラムによく出てくる御前様だっけ? ダリナンダアンタイッタイ。 -- 名無しさん (2015-09-08 11 51 42) 実は最初の方は嘘予告みたいにする予定だったんじゃないのかな。けど儲け優先にした結果、前作の様な難解なテーマじゃなくて分かりやすい怪獣映画路線になったと邪推してしまう。幻の没プロットや生前のコラムとか見ちゃうと尚更 -- 名無しさん (2015-12-20 11 56 28) タイトルや予告は脚本決める前に作った物。アクションと「それぞれの世界」まぜようとしたら、何故か声がカッコいいドジっ子ジラルダンさんとルギアとママさんの台詞が結構唐突になった感じ -- 名無しさん (2017-03-02 05 07 44) 人によって全く意見は違うんだろうけど、個人的にはママさんの最後の台詞はあまり好きじゃないな -- 名無しさん (2017-03-02 05 10 21) 相性的に仕方ないがフリーザフルボッコされて悲しかった記憶だ -- 名無しさん (2017-03-02 05 12 31) ファイヤー・サンダーが脱出する前のフリーザーの天下じゃ!感は個人的に好き。 -- 名無しさん (2017-06-19 14 51 19) ↑×3 大百科にものさばってたなその意見 -- 名無しさん (2017-07-17 18 44 00) ピカチュウが初っ端からピリピリしてたのは一体何なんだろうか?本編でもどういう原理で気付いたんだとばかりの展開もチラホラ見かけるし・・・。予告でのあのセリフも、なんであんな事して、その状態で世に送り出したんだろう? -- 名無しさん (2018-04-08 19 38 23) エアロブラストじゃなくて、厳密にはルギアビーム。 -- 名無しさん (2018-04-08 21 39 32) 首藤さんが異様に嫌ってる映画って感じ。まああの人はいつものことっちゃいつものことなんだけど -- 名無しさん (2020-01-04 20 40 36) 映画悪役では珍しくキャラソンがあるジラルダン -- 名無しさん (2020-08-04 15 28 52) ↑4そもそも冒頭でオーキド博士が「ポケモンは人間にも気付けない自然の変化にも敏感」ってハッキリ言ってるじゃん。作中描写的にもそれがとりあえずの正解じゃないの? -- 名無しさん (2022-02-20 22 39 15) 因みに漫画版だとロケット団もフルーラも未登場(!?)になってる( 故にサトシ一行は嵐でサンダーの島へと直進してる )。また、ジラルダンの性格も末路も異なっている....というかキャラ崩壊?...更に古代ミュウならぬ、古代ミュウツーのカードも少し登場している。 -- 名無しさん (2022-02-20 23 52 42) これと同時上映された短編のエンドソングが、5年後ポケモンジェット用短編のエンドソングとして復活したな -- オックセンマン@レンタルDVDマニア (2022-03-03 19 36 05) ゲームじゃ誰もが伝説のポケモンを捕まえてコレクションするのにこの映画だと捕まえただけで世界が滅びそうになるからジダルダンが可哀想 -- 名無しさん (2023-03-31 19 52 27) 名前 コメント
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Blu-ray PIKACHU THE MOVIE PREMIUM BOX 1998-2010 Blu-rayBOX発売日:11月28日 劇場版ポケットモンスター15周年記念・特別企画第2弾! ポケモン映画1st~13thが詰まった完全生産限定のブルーレイBOXが登場! ! 衝撃の1stムービー「ミュウツーの逆襲」から、13thのダイヤモンド・パールシリーズ最終章「幻影の覇者 ゾロアーク」までが集結。 15周年記念にふさわしい永久保存版のスペシャルプライス! ポケモン映画の歴史が鮮やかに甦る! ! ★歴代作品をリマスタリングしたブルーレイ全14枚組。 ★三方背スペシャルBOX デジスタック2セット仕様。 2003年公開。「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ」と同時上映。 http //www.pokemon-movie.jp/ 監督 湯山邦彦 アニメーション監修 小田部羊一 脚本 大橋志吉 キャラクターデザイン 松原徳弘、一石小百合 美術監督 小林七郎 セットデザイン 近永健一 色彩設計 吉野記通、平出真弓 撮影監督 浅田裕二 特殊効果 中島正之、太田憲之 CGI監督 鹿住朗生 3DCGディレクター 小林雅士 3DCGチーフデザイナー 吉澤大志 編集 辺見俊夫 音響監督 三間雅文 音響効果 神保大介 整音 堀内戦治 録音 安藤邦男 音楽プロデューサー たなかひろかず 音楽 梅堀淳 アニメーション制作 OLM 絵コンテ 浅田裕二 演出 浅田裕二 総作画監督 一石小百合 作画監督 高橋英吉 ■関連タイトル Blu-ray PIKACHU THE MOVIE PREMIUM BOX 1998-2010 劇場版ポケットモンスター「水の都の護神ラティアスとラティオス」「ピカピカ星空キャンプ」ミュージックコレクション ピカチュウ・ザ・ムービー ソングベスト1998-2008 This is animation 劇場版ポケットモンスター水の都の護神ラティアスとラティオス ピカピカ星空キャンプ テレビ絵本 えいがポケットモンスターピカ★ピカ星空キャンプ フィギュア・ホビー:ポケットモンスター DS ポケットモンスターホワイト2
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GB ○通常ルート [さいしょから はじめる]を選択してから[THE END]と表示されるまで プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 masu☆ sm15573388 3 37 16" 2011年09月11日 masu☆ sm15291626 3 39 31" 2011年08月13日 名前 コメント すべてのコメントを見る
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地下施設・B1 「うす暗いね、ここ」 「そうですね」 私達は、律先輩、ムギ先輩、澪先輩、私(頭の上にゆい先輩)の順に歩いています。 「どれくらい、深いんだ、ここ」 「やっぱり、何かあるからかしら」 「噂は本当だったんかもな。……着いたな」 階段も終わり、非常口のドアがありました。そのドアを開け、私達はどこかの廊下に出ました。 「何なんでしょうか、ここ」 「やっぱり、何かの施設なのかな?」 「とりあえずは探索だな」 「2手に別れるか?」 「それは危険ですよ。効率は悪いかもしれないですけど、全員で行くべきです」 「梓の言うとおりだな」 「……さっきから、澪は梓の意見に合わせてないか?」 「べ、別にそういうわけじゃ」 「そうやって、ポイント稼いでるのね。澪ちゃん、ずるい子!」 「だから、違う!!」 「ゆい先輩。澪先輩達は何を言ってるんですか?」 「あずにゃんには早い話だよ」 ナデナデ 「ニャ……やめてくださいよ」 テレテレ 「嫌なのかい?じゃあ、やめるね」 「……」 シュン 「……」 ナデナデ 「……えへへ」 「「「……」」」 ジー 「……ハッ。さ、さあ、気を取り直して、散策を開始しましょう」 私達は出発しました。 管理室 『いいんですか?自由に歩かせて』 『どうせ、生きては帰れないだろうから、いいわ。危ないところにはロックもかけてるし。それに、ミュウツープロトタイプのテストの実験台にふさわしいかのテストも必要だしね』 『ではもう少し、様子見ということで』 『ええ』 『それにしても、こんな簡単にこの施設に入ってくれるとは……』 『情けない連中よね』 ビューン 自動ドアの開く音がした。入ってきた人の姿はフードのついたローブを着ていて、顔が分からない女だ。 『何しに来たの?』 『別に。ただ見学に来ただけだよ』 『余計なことをしないでよね』 『分かってるよ。で、どんな、ルールなんだい?』 『……地下3階にいるあの子のところまで、行けるかどうかよ』 『分かった。まあ、頑張んなさい』 その女は偉そうに言って、画面を食い入るように見始めた。 地下施設・B1 「ここにも何もないな」 さっきから、手当たり次第に部屋に入ってみますが、特に目立った収穫がありません。 「それにしても、おかしくないか」 「何がですか、澪先輩」 「だって、そうだろ。私達は結構な部屋を調べてみたんだ。その間に人が1人もいないんだぞ」 「それもそうですね」 さすがは澪先輩。 「そういえば、りっちゃんの会った白衣の人もおかしくないかしら?」 「どうしてだ?」 「だって、こんな施設の入り方を知ってるなんでおかしくない?噂だったにしては的確すぎるわ」 「たしかに」 「……もしかして、これは……罠かもしれません」 そうだとすると、……これはやばいです。 「皆さん、いったん戻りましょう」 私は入り口まで駆け出した。 「おい、梓。どうしたんだ」 皆さんも私に続きます。そして、私達が入ってきた、ドアに到着しました。 ガチャガチャ 私はドアを開けようとしますが、鍵がかかっています。 「……ハア……ハア、どうしたんだよ、梓。急に走り出して」 「そうだよ、……ハア……ハア……」 「皆さん、大変です。鍵がかかって、戻れません」 「な、本当かよ」 ガチャガチャ 「本当だ」 「おい、どうするんだよ。律がこんなところに来たいっていうから、こうなったんだぞ」 「澪だって、賛成しただろ。人のせいにするなよ」 「落ち着いて、2人とも。今は争ってる場合じゃないわ」 「ムギ先輩の言うとおりです。今はどうするかを考えるべきです」 「でも、どうするの、あずにゃん。出口は鍵がかかってるし」 「そうですねー。……そうだ!皆さん離れてください。出てきて、ガルーラ」 「ガルーラ」 「ドアを破壊してください」 「なるほど」 「さすがは梓だな」 20分後 「ガル……ハア……ハア……」 「駄目です。全然、びくともしません。戻ってください、ガルーラ」 「これはきついな」 「どうしましょう」 「……そうだわ、他にも出入り口があるかもしれないわ。探してみましょう」 「……それしかなさそうだな」 私達は散策を続けると、広い闘技場みたいな所に来ました。周りを見ると、壁には傷がたくさんあり、なにかが戦っていた形跡がありました。そして、鉄格子のようなものもあります。 「すごい戦闘の後ですね」 「ええ」 私達が驚愕していると、闘技場の観客席にある、スクリーンに白衣を着て、眼鏡をしている女の人が映りました。 「あ、あいつだよ。私にこの場所の入り口を教えてくれたんだよ」 「何だと?!」 『こんにちは、皆さん。まさか、こんな簡単にこの場所に入ってくれるなんてね。もっとも、必要だったのは、ツインテールのお嬢さんと幼稚園児の子供だけどね』 「なんだか、もてるね、私達」 「まったく、嬉しくありませんけどね」 『今から、あるテストをしてもらうわ』 「テストだと!?」 『ええ。B1~3までにあるテストをクリアしたら、ここから、出してあげるわ』 「テストって何やるのかな?勉強だったら、どうしよう、あずにゃん」 「むしろ、勉強の方が平和でいいですけどね」 「それで、テストの内容はなんだ?」 『簡単よ。ただ、各階のモンスターを倒せばいいのよ』 「それだけか。楽勝だな」 「油断するなよ、律。まだ、相手の手の内を見せてないからな」 『では、早速、B1のテストを始めましょうか』 鉄格子が開き、中から、 ズシンズシン という足元とともに出てきたのは、バンギラス、ボスゴトラ、10匹ずつ、計20匹ずつです。 『これを全滅させるのが課題。それでは、バトルスタート!!』 そんな掛け声とともに、一斉にバンギラス達がこちらに向かってきました。 「戦うしかないか。……いけっ、サワムラー」 「来てくれ、エビワラー」 「出てきて、カポエラー」 皆さんがかくとうタイプのポケモンを出してきます。たしかに、相手の共通の弱点はかくとうですものね。 「あずにゃん、私が行こうか?」 ゆい先輩が聞いてきます。 「まだ、序盤ですから、待機です」 「分かった」 「では、来てください、イーブイ。……みずのいしで進化してください」 私はイーブイをシャワーズに進化させます。 「まだ、序盤だから、この4匹で済ませたいな」 「そうね」 「でも、油断するなよ。奴らも強いぞ」 「分かってるよ。……サワムラー、相手の懐に入って、攻撃、インファイト!」 サワムラーはバンギラスの懐に入り、バンギラスを吹き飛ばします。 「バ・・・・ン・・ギ・・・」 バタ 「よし!!」 サワムラーは一撃でバンギラスを粉砕しました。 「バンギラス」 「ボスコドラ」 敵を倒して、浮かれ気分のサワムラーの横を挟むように攻撃を仕掛けようとします。 「カポ」 「エビ」 サワムラーに襲いかかろうとする、バンキラスをカポエラーが、マッハパンチで、ボスコドラをエビワラーのスカイアッパーで、それぞれ粉砕します。 「おい、律。油断するなよ」 「悪い、悪い。サンキュー、澪、ムギ」 す、すごいです。あの、バンギラス達を弱点とはいえ、一撃とは。さすがは先輩達です。私も負けてられません。 「シャワーズ、ハイドロポンプ!」 シャワーズの繰り出す、鉄砲水のような圧力の水がバンギラス達に襲い掛かります。そして、何匹かはその水に壁まで、吹き飛ばされて、ダメージを受けました。でも、倒したわけではなく、怒って、こちらに向かってきそうになりますが、 「エビ」 そのバンギラス達にエビワラーのマッハパンチが炸裂し、バンギラス達は力尽きます。 「澪先輩!」 「いいぞ、梓。どんどん、多くのポケモンにダメージを与えてくんだ。トドメは私達がやる。そうすれば、こっちがだいぶ有利になるからな」 「はいです」 さすがは澪先輩、的確な指示です。 「……チッ、また、ポイント稼ぎかよ」 「……こんな時でも、さすがね」 「……ちょっと、胸がでかいからって調子に乗ってるよね」 「そ、そんなつもりじゃない」 「???」 「ボス……ゴ・・・ドラ」 バタッ サワムラーのとびひざげりを受け、最後のボスゴドラは倒れました。 「これで、全匹だな」 「ええ」 「おい、全匹倒したぞー!」 律先輩が叫ぶと、スクリーンに再び、白衣を着て、眼鏡をしている女の人が出てきました。 『おめでとう。では次の階に来て。階段はスクリーンの下にあるから』 私達が目をやると、たしかに、階段がありました。 『では、次の階でね』 スクリーンの映像が消えました。 「……行くか」 私達はB2に向かいました。 管理室 『まあ、これくらいは当然よね』 和は呟いている。 『そうですね』 『むしろ、これに負けたら、ミュウツープロトタイプの足元にも及ばないでしょう』 『たしかにね』 『……』 そんな会話の中でも、ローブの女は画面の映像を食い入るように見つめていた。 地下施設・B2 「ここがB2か」 「雰囲気は変わらないわね」 『では、次のテストよ』 「待って下さい!あなた達は何者なんですか」 『答える必要もないけど、教えてあげるわ。私は真鍋和、ロケット団の研究班の部長をやってるわ』 「やはり、あなた達はロケット団だったんですか!こんな施設を作った目的は何ですか!」 『最強のポケモン兵器を作るためよ』 「ポケモン兵器?」 『例えば、あなたの持ってるイーブイのようなのとか、体に機械を埋め込んだりとか、遺伝子を改造していくとかね。そうやって、ポケモンを兵器として、売ったり、使ったりするのよ』 「なっ……!?」 なんてことをするんですか、この人達は……。最低な奴らです。腐っています。周りの先輩方も同じことを思ったのか、顔を苦痛に歪めてます。 『ポケモンなんて、所詮道具でしょ?』 「ち、違います。ポケモンは私達の仲間であり、友達です」 『ぷっくははははは。体型も子供っぽければ、考えてることも子供ね』 「た、体型は関係ありません!!」 「そうだよ、あずにゃんはこの体型だから、可愛いんだよ」 「……ゆい先輩」 ギュッと、頬をつねる。 「い、い、いふぁいよ、あずにゃん」 『まあ、いいわ。次のテストね』 鉄格子が開き、中から、バンギラス、ボスゴトラ、10匹ずつ、計20匹に加え、ドンファンなどのポケモンも含め、相当な数のポケモンがいます。 『計100匹のサバイバルマッチよ。……頑張ってね、あ・ず・さ・ちゃ・ん』 プツリと、映像が切れ、それと同時に、ポケモン達が私達に向かってきました。 「この数、どうする?」 「どうするって、やるしかないだろ。……来い、サワムラー ニョロボン」 「そうよね。来て、カポエラー、ギャラドス」 「来てください、ハッサム、ニューラ」 「来い、デンリュウ、エビワラー」 私達はそれぞれ、ポケモンを出して、戦闘を開始しました。 管理室 『……ポケモン兵器、か』 今まで黙って画面の映像を食い入るように見つめていた、ローブの女は初めて口を開いた。 『なにか、文句でもあるの?』 『……別に』 その声はある種の憎悪が混じった声に聞こえた。 『言いたいことがあるなら、言いなさいよ!』 『だから、何もないよ。……ただ、私の考えに間違いはないって思っただけ』 『意味が分からないわ。だいたい、あなた何者なの?殲滅班部長の曽我部さんの紹介だけれど』 『私が誰かなんてどうでもいいことだよ。……それよりも、ミュウツープロトタイプの用意をしたほうがいいよ』 『は?』 『もう、終わるよ』 33
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今回は非常におもしろいチャットのようなツールを見つけたので紹介します。 そのツールの名、ズバリ「Meengr」です。 本当におもしろいです。自由感マックスのチャットです。 是非一度お試しあれ!! Meengr公式サイト http //www19.atwiki.jp/meengr/ 更新履歴 バナー作成しました。ダウンロードしてご利用ください。 通報フォーム、管理人宛掲示板を追加。 ポケットモンスターハートゴールド&ソウルシルバーにコード三件追加。 ポケットモンスター改造コード集へようこそ 当サイトはポケットモンスターシリーズの改造コードを載せている改造コードまとめサイトです。 改造コードに関しての質問も自由にできる交流系まとめサイトとして利用することもできます。 当サイトで公開しているコードは全て動作確認済みですので安心してご利用いただけます。 当サイトのコンテンツをご利用になられる前に、利用規約を必ずご確認ください。 左のメニューからお好きなページを選び、左クリックをすると選択したページに移動できます。 目指せ合計アクセス数一万人! 合計アクセス数 - 本日アクセス数 - 昨日アクセス数 - 更新履歴(最近編集されたページの一覧です) 取得中です。 トップコメント(最近の出来事、挨拶、雑談等でご利用ください) 皆で話そうホトトギス♪ -- 蜻蛉@管理人 (2010-02-01 20 41 14) 鳴くまでまとうホトトギス♪ -- ライガ (2010-02-02 23 52 00) 焼いてしまおうホトトギス♪ -- 蜻蛉@管理人 (2010-02-03 16 15 49) 食ってしまおうホトトギス♪ -- ライガ (2010-02-08 00 44 06) 何か段々と悲惨なホトトギスになって行く。 -- 蜻蛉@管理人 (2010-02-08 17 54 57) 残酷だなwww 焼いて食ったら次どうしよww -- ライガ (2010-02-09 22 07 52) 骨を捨てる他無いですねw -- 蜻蛉@管理人 (2010-02-11 10 15 25) そのまま畑に投(ry -- ライガ (2010-02-12 23 28 07) 悲惨な物語w畑に投げるってどんなw -- 蜻蛉@管理人 (2010-02-16 12 24 10) 怖い〜www みんなで〜⊂( ^ω^)⊃ブーンを流行らせる会www -- たくわん@副管理人 (2010-02-18 16 42 36) wwwOKw -- ライガ (2010-02-20 17 12 22) それにしても綺麗なサイトだ。 -- ライガ (2010-02-21 18 23 26) ありがとうございますw さて、更新していくぞ! -- 蜻蛉@管理人 (2010-04-03 08 57 26) 復活してますねー^^ -- ライガ (2010-04-04 16 08 20) はいw最近やっと忙しさという苦しみから脱出できたんですw -- 蜻蛉@管理人 (2010-04-05 18 04 48) なんか来ちゃいましたww -- トッティ (2010-04-08 15 26 59) トッティさんも住民になったらどうですか? ここから希望できますよw -- ライガ@副管理人 (2010-04-08 15 56 52) そうですね。 これを機にやっておきます。 -- トッティ (2010-04-11 15 58 33) またもや更新が・・・本当にすみません。 -- 蜻蛉@管理人 (2010-04-21 19 49 35) いえ、蜻蛉さんは多忙なのでしょうがないと思いますよ^^ -- ライガ@副管理人 (2010-04-27 17 00 55) またしても更新が・・・ほんと管理の責任というものがないです、すみません。 そうだなあ、一部のブラウザでデザインが崩れるようです。修正しないと。 -- 蜻蛉@管理人 (2010-06-08 15 56 37) 久しぶりっす -- ライガ (2010-07-14 08 41 03) 更新が・・・ぜんぜんできない・・・だと・・・ -- もっしー (2010-12-29 10 47 28) 名前 コメント
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次の日、ゲームコーナー 「では、早速遊ぼう……というのはつまらないから、ルールを決めよう」 「なんだよ、普通に遊べばいいだろ」 「それじゃ、つまらない。ここは勝負だろ。ルールは簡単。あらかじめ、コイン100枚を買って、渡しただろ?」 「ああ、あるな」 「ありますね」 「そうだな、ますは各自、いろいろなゲームをして、コインを稼いでいく。13時にここに集合して、一番、枚数の少ない奴が昼飯をおごりな」 「また、律は……」 「面白そうね」 「いいねえ~、やろう。もちろん、あずにゃんと私はコンビね」 「というより、ゆいは1人じゃ出来ないからな。お前らは2人で1人だな」 「だから、私とゆい先輩で2人で100枚というわけですか」 「そういうこと。後、夕食も賭けるからな。午前の枚数を引き継いで。最後に、コインを買って、増やすのは禁止な。だから、午前で0枚とかになると辛いぞ。では、スタート。私はスロットに行こうっと」 「それじゃ、私はカードめくりに」 「私はどうしようかな?」 皆さん、別々の方向に行きました。 「私達も行きましょうか」 「そうだね」 「私達は何をしましょうか」 「そうだねー。……あれ、やりたい」 ゆい先輩が指差したのは……麻雀? 「あれですか」 「そう、あれ」 「でも、私、ルール知りませんよ」 「大丈夫。私は故郷では、人鬼とも呼ばれたし、むこうぶちとも呼ばれてたんだ」 フンス、と得意げな、ゆい先輩。 「なんですか、それ。……まあ、ゆい先輩がやりたいなら、いいんですけど」 とりあえず、麻雀コーナーに向かいます。それにしても、いろいろなコーナーがあるものです。 「いらっしゃいませ。当コーナーでは、コインのビンタ麻雀です」 「ビンタ麻雀?」 「ビンタ麻雀は差しウマの一種で、特定の点数、当コーナーでは原点25000点ですが、原点以上のプレイヤーとそうでないプレイヤーの間で支払いが倍になる、ルールです。失礼ですが、ここのゲームコーナーのコインはありますか」 「はい、これですよね」 私は店員さんにコインを見せる。 「結構です。ちなみに、一発は掛け金の10分の1。裏ドラは掛け金の10分の1×その数。役満は掛け金に関係なく、50枚、トビ賞は30枚です」 どうしましょう、まったく、理解できません。今からでも、引き返したいです。そんな中でも、ゆい先輩は『O.K』と言って、やる気満々ですし。 「本当に大丈夫ですか?」 私はゆい先輩の耳元に呟きます。 「大丈夫だって、この私を信じなさい」 フンス、と自信満々に言うゆい先輩。私達は店員さんに案内され、席に着きました。 「店員さん、順位ウマは?」 「順位ウマはなしです」 「分かった。早速、始めよう」 「こんな可愛らしいお嬢ちゃん達が相手かい?」 正面に座っていた人が話しかけてきます。横のテーブルにはたくさんのコインが置いてあり、大変景気がよさそうです。 「あーあ、可愛そうに」 「ああ、あいつはここでも勝ちまくってる奴だからな」 興味津々ばかりにギャラリーが集まってきました。 「掛け金は……お嬢ちゃん達は初めてみたいだし10枚、東風戦だがいいかな?」 「かまわないよ」 「ところで、お姉ちゃんは幼稚園児のお嬢ちゃんを抱っこしながらやるのかい」 「ええ、まあ」 「くくく、まあ、頑張りな」 その後、簡単に自己紹介をしました。 「じゃあ、早速、始めるか」 1回戦・東4局(オーラス) 東・小暮さん 17000点 南・佐野さん 45000点 西・成金さん 13000点 北・ゆい先輩 25000点 「嬢ちゃんが2位とはお前ら、情けないな。……ツモ、2000・1000」 東・小暮さん 15000点コイン収支 -20枚 南・佐野さん 49000点 60枚 西・成金さん 12000点 -40枚 北・ゆい先輩 24000点 0枚 「大丈夫ですか、ゆい先輩」 今回の収支はゼロですが、1回もあがれていません。 「慌てなさんな。今は様子見だよ。じゃ、2回戦をやりましょうか」 2回戦・東4局(オーラス) 北・小暮さん 21100点 東・佐野さん 36900点 南・成金さん 17000点 西・ゆい先輩 25000点 「さっきから、あの嬢ちゃん、振らず、あがらずだな」 「それどころか、鳴きもしないな」 ギャラリーのそんな声が聞こえてきます。本当に大丈夫ですかね。 「嬢ちゃん、ギャラリーは不満だぞ。……どれ、リーチ」 トップの佐野さんがリーチです。 「余裕だな」 「ああ、リーチの必要もないのに」 「……ポン」 突然、佐野さんのリーチ牌をゆい先輩が鳴きました。 「この手を鳴くのか」 私には、よく分かりませんけど、ギャラリーには疑問のようです。 「……ツモ、500・300」 次のゆい先輩のツモで、あがることが出来ました。 「ハッハハハハ、ようやく、あがった手がゴミとはな」 佐野さんは高笑いして、自分の手を広げます。 「……フッ」 ゆい先輩は佐野さんの手を見て、ニヤリと笑います。最早、誰ですか、あなたは。でも、何を笑ったんでしょう、と手を見てみると、佐野さんの待っていた牌はゆい先輩と同じです。しかも、ゆい先輩が鳴いていなければ、一発でツモっています。まさか、ゆい先輩はこれを狙って……。 北・小暮さん 20800点コイン収支 -30枚 東・佐野さん 36400点 50枚 南・成金さん 16700点 -50枚 西・ゆい先輩 26100点 30枚 「……レートを倍にしませんか」 突如として、ゆい先輩がそんなことを言い出しました。 「ちょっと、ゆい先輩」 「いいぜ。なんなら、倍なんて言わないで、100枚にしようぜ」 「そうだな」 「ああ、いいぜ。嬢ちゃんは」 「……かまわないよ」 そして、3回戦・東一局 南・小暮さん 25000点 西・佐野さん 25000点 北・成金さん 25000点 東・ゆい先輩 25000点 「……リーチ」 「おいおい、いきなりかよ」 佐野さんが切ります。 「御無礼だよ。ロン、一発に裏が1枚のって、18000点。ボーナスで、コイン20枚」 3回戦・東一局・一本場 南・小暮さん 25000点 西・佐野さん 7000点 北・成金さん 25000点 東・ゆい先輩 43000点 「リーチ」 「またかよ」 成金さんが切ります。これで、ロンですね。 「……」 あれ、スルーですか。ゆい先輩はロンせずにツモります。 「御無礼だよ。ツモ、一発で4000オールの一本付け。ボーナスでコイン30枚」 「お、おい。こいつのはスルーかよ」 「ごめんね、ツモれる流れだったから」 3回戦・東一局・二本場 南・小暮さん 20700点 西・佐野さん 3700点 北・成金さん 20700点 東・ゆい先輩 55900点 「御無礼だよ、ロン。12000点の2本付け。佐野さんのトビで終了だね。トビ賞で30枚」 南・小暮さん 20700点 コイン収支計 -210枚 西・佐野さん -16300点 -460枚 北・成金さん 20700点 -10枚 東・ゆい先輩 68500点 680枚 「続けるかい?」 ゆい先輩が聞きます。 「あ、当たり前だろ」 「そうだ、レートは倍の200枚だ」 「もちろん、受けるだろ」 「かまいませんよ」 4回戦・東一局 「御無礼だよ。ツモ、4000点オール」 「くそ。このガキ、止まらない」 4回戦・東一局・1本場 南・小暮さん 21000点 西・佐野さん 21000点 北・成金さん 21000点 東・ゆい先輩 37000点 「その東、ポン(よし、これで、混一色聴牌)」 「……リーチだよ、佐野さん」 (なんだよ、おれを狙い撃ちってか。……ツモは東か) 佐野さんが東を切ります。 「御無礼だよ、ロン」 「えっ!」 「国士無双だよ。佐野さんのトビでトビ賞、役満賞で80枚に、コイン合計は3人合わせて、1280枚だね」 その後、ゆい先輩は掛け金をあげつつ、勝ちまくったのは言うまでもないでしょう。 そして、13時。 「では、早速、結果発表だ~」 パチパチパチパチ。 「まずは、ムギから」 「私は、1000枚かしら」 「お、やるな。暫定だけど、優勝候補だ。次は澪だ」 「私は……110枚」 「なんだよ、たったそれくらいかよ。10枚増やしただけじゃん」 「う、うるさい。律は何枚なんだよ」 「……さて、梓は?」 「おい!」 「わ、私は、……約10000枚です」 「そうか、それくら……っておい!なにをやったら、そんなになるんだよ」 「ゆい先輩の隠れた才能というか……」 「で、後は律だけだな」 「りっちゃんは何枚なの?」 「……じゃあ、澪の奢りで飯に……」 「「「「……」」」」 「……0枚です」 「「「「……」」」」 「……昼食を奢らせていただきます」 「あ、待って下さい。このコインでポリゴンをゲットしてきたいんですけど」 「別にいいけど、午後のコインは?」 「……もう一度、最初からの方がいいと思うんですが」 チラッ 「……そうだな」 チラッ 「……そうね」 チラッ 「哀れみの目で見るな!」 あるレストラン 「くそ、余計な出費だよ」 「りっちゃんの自業自得な気もするけど」 「梓。私、アップグレートを持ってるから、後でポリゴン交換してあげるよ」 「ありがとうございます、澪先輩」 「? どうして、交換するの?」 「ポリゴンはアップグレートを持たせて交換すると、ポリゴン2に進化するんですよ」 「なるほど。ポケモンは奥が深いんだね」 「一番、奥が深い存在が言うなよ」 「そういえば、あの噂って本当かな?」 私達の座ってる席の隣のカップルの声が聞こえてきました。 「あの噂?」 「あれだよ、ゲームコーナーにある、ロケット団の実験場に続く、入り口があるって噂」 「ああ、あれか。ただの噂だろ」 「そうかな?」 「なんだよ、そんなのがあんな場所にあるわけないだろ」 「そうだけどね。でも、あったら、面白くない?」 「怖いだろ、普通に」 そんな会話をしながら、カップルは席を立ち、去っていきました。 「……なあ、午後は今の噂を確かめないか。ちょうど、うろついてる時に面白い情報も入ったし」 「面白そうね」 「ふ、ふん。ただの噂だろ」 「怖いのか、澪ちゅわん」 「誰も怖いなんて言ってないだろ。いいよ、確かめてやろうじゃないか」 「私も行きた~い。あずにゃんはどうするの?」 「どうせ、ただの噂とは思うんですけど……」 「じゃあ、梓は行かないのか?」 「いえ、私も行きますけど……」 今までなら、素直に皆さんにお付き合いしたいんですが、噂とはいえ、ロケット団がかかわるって聞くと、なんというか、抵抗感がありますね。 「なんだよ、歯切れが悪いな」 「すいません。……その前に、ポケセンに行っていいですか?万全な状態で行きたいので」 ただの噂のはずなのに、ものすごく嫌な予感がします。 「ただの噂で慎重だな」 「念のためです」 昼食後、ポケセンでメンバーを調整し、再び、ゲームコーナーに来ました。ちなみにメンバーは、 ゆい先輩 ハッサム ヘルガー イーブイ ニューラ ガルーラ 正直な話、ポリゴン2もメンバーには入れたいんですけど、まだ、使い慣れていないので、却下しました。まあ、ぶっちゃければ、メンバーに変更がありませんが。 「そんなに、慎重にならなくてもいいんじゃないか?ただの噂だろ」 「そうは思うんですが……」 「きっと、梓ちゃんはロケット団といろいろあったから、神経が過敏になってるのよ」 たしかに、その可能性もあるとは思いますが。 「でもでも、あずにゃんの勘も馬鹿に出来ないんだよ」 「どうしてだ、ゆい?」 「だって、あずにゃんはネコみたいだもん。きっと、野生の勘が働いたんだよ」 「なるほど、一理ある」 「いや、ありませんよ」 「でも、噂を確かめに来たけど、どこにあるんだ?」 「フッ。私がコイン0枚になった時、いろんな話を聞いてまわったんだが、あるポスターの裏にスイッチがあるらしい」 「へ~、場所は分かるの?」 「任せろ。あっちだ」 律先輩の先導で人気のない場所に来ました。 「こんなところにあるのか」 「確かに、雰囲気はありますけど」 「それで、ポスターはどこにあるのかしら?」 「あそこだ」 律先輩が指差すところにポスターがありました。ポスターをめくると、確かにスイッチみたいのがありました。 「よく聞きだせましたね」 「ああ、白衣を着て、眼鏡をしている女の人に教えてもらったんだ」 「眼鏡ですか」 一瞬、イワヤマトンネルで、戦った、山中さんを思い出してしまいました。……まさか、同一人物? 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「ふう~。まったく、受付だけで疲れました」 「あ。あそこに何かあるよ。早くいこっ、あずにゃん」 「ゆい先輩はいつも元気でうらやましいです」 「えへへ~。私はあずにゃんと一緒だといつでも元気になれるよ」 いつも思うけど、言ってて、恥かしくないのかな。 「わ~、いろんな化石があるね」 「そうですね」 ここにはカブトプスやオムスターなどの化石が並んでいます。う~ん、古代からポケモンがいるだなんてすごいですね。 「この大きな鳥さんは何かな?」 「これは、プテラですね」 「ふーん。いっぱい化石があって面白いね。2階には何があるのかな」 私たちは2階に来ました。 「ここには、スペースシャトルがあるね。あ、後、ただの石が飾ってある」 「それはつきのいしっていうんですよ。なんでも、おつきみやまに、昔落ちてきたとか」 「ということは、おつきみやまに行けば、見つけられるのかな?」 「そうですね~。できれば見つけたいですね」 まあ、現実問題、厳しい気もしますけど。 「さてと。ある程度、展示物も回りましたから、もう行きましょうか」 「もうちょっと待ってよ~。まだ、全部飲み終わってないよ。待ってて、すぐに飲むから」 私たちは展示物の見学を終えて、休憩スペースでジュースを飲んでます。 「すいませんです。ゆっくり飲んでいいですよ」 まだ、時間もありますからね。まったく、タイミングが悪いですね。ニビジムが休みだなんて。用事なら仕方がないんですけどね。 「そういえば、聞いたか?」 私がそんなことを考えてると近くに、男の人、2人がやってきました。 「何を?」 「ニビジムのことだよ。まさか、マサラから来た、3人のトレーナーにぼろ負けするんだからな」 澪先輩達のことでしょうか?うぅ、やっぱり私が一番遅いんですね。まあ、速さは競ってませんけど。 「ああ、聞いたよ。しかも、その後に、トキワから来たトレーナーにも負けたんだろ。そのうえ、全員女の子だってよ。まったく、うちのジムリーダーは弱いね」 へえ~、トキワシティ出身の子も来てるんですね。しかも、女の子らしいですし、一度、会ってみたいものです。 「あずにゃ~ん、全部飲めないよ~」 「別に残しても、いいですよ」 「もったいないよ」 私は、ゆい先輩から缶を受け取りました。後、4分の1くらい残ってますね。まあ、これくらいなら、飲めるかな。たしかに残すのはもったいないですし。 「ねえねえ、あずにゃん。これって、間接キス?」 「ブー」 「あずにゃん汚いよ。急に噴き出すなんて」 「ゴホゴホ。……急に変なこと言わないで下さい」 「照れてるの?あずにゃ~ん可愛い~」 「うるさいです。もう、行きますよ」 ―――― 「あそこで休憩にしようよ、うい」 「そうしよっか、純ちゃん」 「それにしても、ポケモンなのにこんなところに興味があるなんて不思議ね」 私の名前は、鈴木純。トキワシティ出身で、一応、ポケモンリーグに出るために、旅をしている。で、こっちの幼稚園児くらいの女の子はういっていうんだ。こんな容姿でも、ポケモンで17歳らしい。トキワシティで、迷ってたところを私が声をかけた。そしたら、お姉ちゃんとはぐれたらしいから、私が一緒に探してあげたんだけど、見つからなかった。だから、警察にでも、保護してもらおうかと思ったんだけどね。その時に私はポケモンだなんて言い出すからね。初めは何を言い出すんだと思ったけどね。それで、私にモンスターボールをあててみてくださいって言ったんだ。さすがにびっくりしてね、『もし、あなた、ういって名前だっけ。ういがポケモンだったら、私がトレーナーになるんけどいいの?』って聞いたら、『鈴木さんはいい人そうだから、問題ないよ』って言うもんだからね。とりあえず、モンスターボールを投げたら、本当にゲットできちゃったんだから、びっくりしたよ。 「せっかく、ニビに来たんだからね。こういうところにも行きたいと思ったんだけど、だめだった?」 「まあ、いいんだけどね」 それにしても、この子にも、お姉ちゃんがいるってことはこんな女の子みたいなポケモンがまだいるってんだから、不思議だよ、ポケモンは。果たして、そんなポケモンを誰がゲットしたのだろう。願わくば、特殊な趣味の方がゲットしてないことを祈るばかりだね。 「うるさいです。もう、行きますよ」 「まってよ~、あずにゃ~ん」 「まったく、ゆい先輩は……」 ドン。 「あ、イテッ」 「あ、すいません」 休憩スペースを出たところで人とぶつかってしまいました。 「すいません。大丈夫ですか」 「気をつけてよね。まったく、ちゃんと前見て歩きなさいよ」 「すいません」 「純ちゃん、そんな言い方しちゃ駄目だよ」 そんな声が聞こえたけど、この人の周りには、誰もいない。ふと、下を見ると、ちっちゃいポニーテールの女の子がいました。どこかで、見たことある容姿なんだけど、どこでしたっけ。 「待ってよ~、あずにゃ~ん。先に行くなんてひどいよ~」 のんきな声が聞こえました。やっと追いついてきたようです。 「あ、お姉ちゃん」 「ん?あ、ういだ~」 なるほど、この小さい女の子がどこかで見たことあると思ったら、妹だったんですね。なるほど。……って。 「「この子が妹(お姉ちゃん)!?」」 とりあえず、私たちは博物館を出て、喫茶店に。 「ねえ、あずにゃん。ケーキ食べていい?」 「駄目です」 「え~、あずにゃんのケチ、ケチ。ぶう~ぶう~」 「分かりましたよ。でも、あんまり高いのは頼まないで下さい」 「わ~い」 「それで、あなたたちは一体」 「私の名前は鈴木純。こっちは、こんな容姿でもポケモンで…って、あなたには分かるよね。なまえはういっていうんだ」 「ういです。よろしくお願いします」 随分、丁寧な子ですね。こっちで、のんきに「ケーキ、まだかな~」って待ってる子とは大違いです。 「私の名前は中野梓です。こっちは…」 「私はゆいだよ~。よろしくね、純ちゃん」 「よろしく。ところで、君はどこから来たの?私はトキワシティから、来たんだ」 「あ、私はマサラタウンから来ました」 「ふ~ん、中野さんは、マサラタウンから来たんだ。ということは、あの人たちとも知り合いなの?」 「あの人たち?」 「ニビジムのリーダーに勝った人たちだよ。聞いたことない?」 「さっき、ちょっと、話してるのは聞きましたけど、よくは……」 「圧勝だったらしいよ。ほとんど、タケシにバトルさせなかったって話だし。ちょっとした、騒ぎだよ、今年のマサラは違うって。しかも、全員女の子だし」 やっぱり、澪先輩達ですね。 「ところでさ、あなたも強いの?」 「はい?」 「だってさ、マサラタウンの出身者の3人がこんなに強いんだから、あなたも強いのかなって」 「そ、それはどうでしょう。私はあの人達とは違いますからね」 「やっぱり、知り合いなんだ。あの人達の名前ってなんていうの」 「多分ですけど、秋山澪先輩、田井中律先輩、琴吹紬先輩だと思います」 「なるほどね」 「それにしても、ういでしたっけ。まさか、ゆい先輩の妹だなんて。びっくりしましたよ。妹がいるなんて聞いたことがなかったので」 「もぐもぐ、言ってなかったけ?」 「言ってません」 「お姉ちゃんとの旅はどうですか、中野さん」 「あ、梓でいいですよ。そうですね……」 「ラブラブで楽しいよ。ね、あずにゃん」 「さあ。それはどうでしょう。それよりも、口にケーキついてますよ」 「ん?…あずにゃん、拭いて~」 「まったく、しっかりしてくださいね」 ふきふき。 「ものすごく仲よさそうだね、純ちゃん」 「そうね。……ところで、その、ゆいちゃんだっけ。どれくらい強いの?」 「え、えーとですね。それなりに強いというか」 「なんか、歯切れが悪いわね。……ねえ、今から、私のういとあなたのゆいちゃんで勝負しない?」 「今からですか」 「私達はこの後、おつきみやまにいくからね」 「でも、バトルをやってから行くと夕方になるから、危ないんじゃ……」 「おつきみやまの入り口に宿泊施設があるから、そこで休んで、明日の朝に山を抜けるのよ。それに、ゆいちゃんの強さもみたいし」 なるほど。私も、明日はジムリーダーと戦うわけだし、良い経験になっていいかもしれません。でも……。 「それじゃ、他のポケモンにしませんか。さすがに姉妹で戦わせるのは……」 「私は大丈夫だよ、梓ちゃん」 「そうですか。ゆい先輩は」 「もぐもぐ、もぐもぐ。ん?私は大丈夫だよ」 「まだ、食べてたんですか。まあ、2人がいいっていうなら、いいんですけどね。じゃあ、早く始めましょうか、鈴木さん」 「……」 「どうしたんですか、鈴木さん」 なんか、急にこの子何を言ってるんだろうって顔してるんだけど。 「鈴木さん?」 「……あ、ああ、うん。そうだね。ところで、見たとこ、同い年だよね。何歳?」 「17歳ですけど」 「やっぱり。もっと、フランクにいこうよ。鈴木さんじゃなくて純でいいよ」 「それじゃ、純。早く行きましょう」 私達は、ニビの外れに来ました。 「勝負は1対1。掛け金はなしでいいね」 「はい。それじゃ、頑張って下さい、ゆい先輩」 「任せてよ~」 「それじゃ、うい。適当にね」 「そんな、いい加減な」 「問題ないでしょ。ういなら」 「そんなに過信されても困っちゃうよ」 「う~い。あの時の約束覚えてるよね。手を抜いちゃだめだよ」 「……分かってるよ、お姉ちゃん」 「「バトル開始!!」」 「いけっ、うい。まずはおたまで遠距離攻撃よ」 おたま!? 「うん」 ういは両手に持ったおたまをゆい先輩に向かって投げてきました。 「よけて下さい、ゆい先輩」 「うん」 「うい」 「分かってるよ、純ちゃん」 ゆい先輩は最初の攻撃を何とかかわしました。 「わ~い。よけたられたよ~」 「!?油断しないで下さい」 「え」 ういはすでに、次のおたまを投げてきました。 「また、よけるから、大丈夫だよ、あずにゃん」 また、ゆい先輩はまっすぐ投げてきたおたまをかわしました。いつも、こんな風にしてくれればいいんですが。 「さすが、お姉ちゃん。……でも、アウトだよ」 「え。・・・・・・あ、イテッ」 ゆい先輩がよけた先でにはさっきのおたまよりもスピードの速いおたまがゆい先輩のおでこに命中しました。さっきのは囮!? 「次は、フライパンで叩きつけて、うい」 「分かったよ」 今度はおたまじゃなくて、フライパンを持って、突っ込んできます。 「ゆい先輩。来ますよ」 「あうう~」 ゆい先輩はさっきの攻撃でちょっとクラクラしています。ま、まずいです。 「ごめんね、お姉ちゃん」 ういちゃんはフライパンを振り上げ、ゆい先輩の頭に、叩きつけます。 バーン。 見事にヒットしてしまいました。 「ゆい先輩!!」 「大丈夫~、まだ戦えるよ~」 そんな、目を回してる状態で言われても説得力がないです。 「うい。最後はバットでトドメよ」 「……うん、分かったよ」 ういちゃんはバットをゆい先輩に野球選手のようにスイングし、ゆい先輩は吹っ飛ばされてしまいました。 「わ~」 「ゆい先輩。大丈夫ですか!!」 「うう~、大丈夫だよ」 ゆい先輩はいつもよりもゆっくりと、足を引きずりながら、こっちに歩いてきます。 「うい。成長したね、前よりも強いよ」 「ありがと、お姉ちゃん」 「でも、私だって、強くなったんだからね。いくよ、ゆいちゃん真拳奥義『分身の術』」 ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン ゆい先輩の掛け声と煙とともに、また、ゆい先輩のヌイグルミが。でも、今度はういちゃんの周りを取り囲むように、並んでいます。 「慌てることないわ。所詮はヌイグルミ。分身っていっても、本体は正面よ」 「分かったよ、純ちゃん」 ういは正面に向かって、バットを振り回してきます。……正直、ちょっと怖いです。 「 今だ! ゆいちゃん真拳奥義『ゆいちゃん衝撃波』」 その声とともに横から、ゆい先輩はギターで、衝撃波を出して、正面に突撃しようとするういちゃんに攻撃を仕掛けます。 「何!?よけて、うい」 「……くっ。さすがにこれは」 ういはよけきれずに、吹っ飛ばされそうになりながらも、何とか耐えました。 「今のは効いたけど、でも、次は効かないよ」 「まだまだ、行くよ~。ミュージックスタート(GO!GO!MANIACを想像して下さい)」 またどこからか、音楽が鳴り始めました。前とは違う音楽のようですが。この歌とともに、周りのゆい先輩のヌイグルミが音楽に乗って、ういに襲い掛かります。 「な、何よ、この技は……うい、対処できる?!」 「ごめん、ちょっと厳しいよ」 確かにういも頑張ってるけど、数が多いので、全てを処理できずに、かなりのダメージを受けています。 「さあ、フィナーレだよ。みんな~」 ゆい先輩の掛け声でヌイグルミの皆が3列に並びました。 「行くよ、うい。ゆいちゃん真拳奥義『ゆいちゃんパレード』」 3列に並んだ、ゆい先輩のヌイグルミがういに向かって突っ込んでいきます。 「かわして、うい!!かわせば、勝機が……」 「ごめんね、さすがに無理だよ」 バーンと、ゆい先輩のヌイグルミたちがういに突っ込み、ういは上に飛ばされました。 「さすがはお姉ちゃん。とっても、強いよ」 ガシャンとういが地面に落ちました。 「……やれやれ。私の負けね。うい戦闘不能。よって、梓の勝利ね」 「大丈夫、うい」 ゆい先輩はういに駆け寄ります。 「私は大丈夫だよ、お姉ちゃん。それにしても、まだ、別れて、1ヵ月もたってないのに随分強くなったね」 「えへへ~。ういも強かったよ。それに約束を守ってくれてありがと」 「うん。でも、次は負けないよ」 「私だって。……うぅ、エネルギーが……」 バタン。 「わ。お姉ちゃん、大丈夫?」 「うぅ、あずにゃ~ん。抱っこして~」 「やれやれです」 私はゆい先輩に駆け寄り、抱っこします。 「あずにゃん分補給~」 「まさか、そんなに強いなんてね、その子」 「そうだね。私自身もゆい先輩の強さはよく分かってないから」 「なるほどね。じゃあ、ポケモンセンターにでも行って回復させましょうか。もうそろそろ出なきゃだし」 「そうですね」 私は梓とポケモンセンターで回復させた後、別れて、おつきみやまに向かうべく、出発していた。 「まったく、ういが負けちゃうなんてね」 「だから、言ったじゃない。お姉ちゃんは強いって」 「でも、そんなに注意する必要もないかな。次、戦えば勝てるでしょ?」 「そんなに自信満々に言われても……。それにしても、梓ちゃんはすごかったね。お姉ちゃんの力をあんなに引き出すなんて」 「梓ね。真面目そうな感じだけど、まだまだあまいわね」 「うわっ。言い切ったよ」 「いいでしょ、別に」 「優しそうでいい子だと思うけど」 「優しいだけじゃだめなのよ。まあ、いずれ、分かるでしょ。あの子も」 4
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登録日:2009/06/06 Sat 00 34 14 更新日:2024/03/26 Tue 00 27 08NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 1998年 3DCGアニメ 3DCGアニメ化←リメイクにて OLM アニメ アニメ映画 クローン クローンvs.オリジナル コピー ポケットモンスター ポケモン ミュウ ミュウツー ミュウツーの逆襲 ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 伝説の始まり 全ての始まり 劇場版 劇場版ポケットモンスター 同時上映との凄まじい温度差 哀しき悪役 哀しき戦い 小林幸子 思い出の名作 悲しき争い 映画 東宝 歩き続けてどこまでゆくの? 涙腺崩壊 涙腺崩壊兵器 涙腺崩壊兵器多数 湯山邦彦 異質 終始シリアス 考えさせられる話 逆襲 風といっしょに 首藤剛志 鬱展開 鬱展開の嵐 ―――ここはどこだ…? わたしは誰だ……? 誰が生めと頼んだ…!! 誰が造ってくれと願った……!!! わたしはわたしを生んだ全てを恨む…!! だからこれは… 攻撃でもなく 宣戦布告でもなく わたしを生み出したお前たちへの―――――― "逆襲" だ 1998年7月18日に公開されたポケットモンスターのアニメ映画。 今では恒例になった、一年に一度公開されているポケモン映画の記念すべき第一作。 同時上映は『ピカチュウのなつやすみ』。 2019年7月12日には、全編を3DCG映像化した『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(以下『EVOLUTION』表記)が公開。 ●目次 ◆概要 ◆ストーリー ◆主な登場人物 ◆主な登場ポケモン ◆主題歌 ◆余談 ◆概要 アニメ本編でも同時期にプロテクターを纏ったミュウツーが出る等、リンクしている。 ただしポケモンショックの影響で時系列にズレが生じた。本来はシゲルvsミュウツーがテレビで描かれる予定だったとか。 (本当はアニメ60~63話→映画→我ココのハズだが、映画公開→アニメ→我ココになった) テーマは『己の存在意義』 国内の観客動員数は650万人を記録し、国内興収は75.4億円、配給収入は41.5億円を記録した。 また、本作は全世界で公開されており、1999年にアメリカで『Pokemon The First Movie』として全米約3000の映画館で公開。 興行収入8000万ドルを記録し、日本映画初の米国週間興行ランキング初登場第1位という大快挙を成し遂げた。 プロローグを加えた完全版が出ており、DVDには完全版が収録されている。 エピローグとしてTVスペシャル『ミュウツー!我ハココニ在リ』、新無印46話「バトル ゲット! ミュウツーの復活」がある。 映画で語られなかった設定は『サウンドピクチャーボックス ミュウツーの誕生』で明らかとなっている。 タイトルは先に決められていたので、脚本の首藤氏は、「ミュウツーは何に逆襲するの?」と悩み、こだわったという。 またこれに連なるストーリーとして、アニメ ポケットモンスター最終回の没プロットをシリーズ構成の首藤氏は構想していた。 ◆ストーリー とある研究所で遺伝子工学を用いて新たなポケモンが造られた。 幻のポケモン“ミュウ”の遺伝子から造られたそれは“ミュウツー”と名付けられる。 彼は人工的に造られたという不純な生い立ちから己の存在意義を見いだせずに苦しんでいた。 そして研究者への裏切りをきっかけに、ポケモンを統御するシステムへの反発や自分を利用する為だけに生み出した人間達への憎しみから、 「人類への逆襲」を開始する。 旅を続けるサトシ達は“最強のポケモントレーナー”という差出人からポケモン城への招待状を受け取る。 それが哀しき逆襲劇の始まりとは知らずに… ◆主な登場人物 サトシ CV 松本梨香 ご存じ主人公。 海賊風のトレーナーに勝利したことで目をつけられ、 「将来有望なポケモントレーナー」として“最強のポケモントレーナー”からポケモン城への招待を受ける。 序盤から漢全開だが、ラストの漢っぷりは泣ける。 終盤のバトルでは… ミュウツーとミュウの哀しき争いを止めようと割って入り、攻撃を受けたことで石化してしまう。 これに関しては脚本の首藤氏いわく、死の暗喩などではないといい、 「ポケモンマスター」として形はどうあれ「ポケモンバトル=ポケモンの戦い」を求めるサトシが、 「ポケモンの戦い」を止めようとする『自己矛盾』を起こしたために「石化=行動不能」にしたという。 しかし、最後はポケモン達とコピーポケモン達の流した涙によって復活を遂げた。 なお、ピジョンはこの時点で手持ちにいるはずだが本編には登場しない(初期ポスター、嘘予告、OPに鳴き声、短編には出るが)。 カスミ CV 飯塚雅弓 俺達のマーメイド。 『EVOLUTION』では後に追加された設定を反映して、ギャラドスを怖がっていた。懐かしの耳引っ張りもあるよ! タケシ CV 上田祐司(現 うえだゆうじ) パッとしない元ジムリーダー。 『EVOLUTION』ではスイートを口説いた。 ジョーイ CV 白石文子/藤村知可(EVOLUTION) ミュウツーに拉致られて調教され、ナースからメイドにジョブチェンジ。 ミュウツーがトレーナーたちを集めた後は用済みとして解放され、自意識を取り戻した。 ロケット団 CV 林原めぐみ(ムサシ)、三木眞一郎(コジロウ)、犬山犬子(現 犬山イヌコ)(ニャース) ムサシ、コジロウ、ニャースのいつもの3人組。サトシ達を追ってポケモン城へ潜入する。 ウミオ CV 高木渉/吉野裕行(EVOLUTION) ポケモン城に招待されたトレーナーの1人。サトシ達を除けば一番熱血。 水タイプの使い手のピザ。手持ちはギャラドス、ニドクイン、ドククラゲ、シャワーズ。 ソラオ CV 古谷徹/神谷浩史(EVOLUTION) ポケモン城に招待されたトレーナーの1人。自然系の使い手。 手持ちはフシギバナ(NN バーナード)、ピジョット、ストライク、サワムラー、サンドパン、サイホーン。 初代版の中の人は13年後にはイッシュ地方のジムリーダーに転身。『EVOLUTION』版の中の人とサトシの中の人には「松野家の3男経験者」という共通点があったりする。 スイート CV 佐藤藍子(特別出演)/佐倉綾音(EVOLUTION) ポケモン城に招待されたトレーナーの1人。ファンシー系の使い手。ネーミングセンスが個性的。 手持ちはカメックス(NN クスクス)、キュウコン、ジュゴン、プクリン、ギャロップ、ラフレシア。 ボイジャー CV 小林幸子(特別出演) 波止場を仕切っている港育ちのラスボス。 ちなみに「波止場のカモメに聞いてみな」というセリフがあるが、これが『EVOLUTION』においては「波止場のキャモメに聞いてみな」と訂正(?)された。 初代の公開当時はまだみずタイプの鳥ポケモンか「淡水生・飛行能力なし」のコダック・ゴルダックだけだった為。その後第三世代で追加されたことによるものだろう。 ちなみに当時から先行登場していたトゲピーとドンファンを除けば、唯一登場する第一世代以外のポケモンでもある(エンディングに本者……もといがちらっと登場している)。 ジュンサー CV 西村ちなみ 本編にも登場する女性警察官。 ニューアイランドに向かうために殺到したトレーナーたちの前にボイジャーと共に現れ、嵐で船が欠航したことを告げる。 制止されてもなお嵐の海へ出ていこうとするトレーナーたちに「逮捕しますよー!」と警告するも、それで大人しくなる彼らではなく…。 余談だが、初代ではこのシーンで制帽を飛ばされてしまったが、『EVOLUTION』ではそうならずに済んでいる。 海賊風トレーナー CV レイモンド・ジョンソン(特別出演) 冒頭でサトシと戦ったトレーナー。手持ちはドンファン、カイリキー等。 ドンファンは後に発売された金銀バージョンで新登場するポケモンの中の一体で、 公開時には全く知られていなかった為に「あのポケモンは何だ?」と疑問を持った人が多かったらしい。 ちなみに彼はゴローニャを繰り出したりもしたが、原作では通用しないピカチュウの10万ボルトによって倒された。 (『EVOLUTION』ではゴローニャがスリープに差し替えられた) ◆主な登場ポケモン ピカチュウ CV 大谷育江 我らがマスコット。 ラストのサトシに対する電撃は涙無しには見られない。 トゲピー CV こおろぎさとみ チョッゲップリィィィィィ!!!!!! ポケモンたちの中では唯一カスミのリュックにしまわれる形で黒いモンスターボールから逃れた。 コピーポケモン 黒いモンスターボールで捕獲したポケモン達の遺伝子を元に作り出された存在。 見た目はオリジナルそっくりだが、身体に謎の紋様があったりと一部が違っている。 オリジナルより技の性能は洗練されているが、身体スペックはほぼ互角で、最後は彼らと純粋な肉弾戦による死闘を繰り広げる。 コピー初代御三家 最初に登場したコピーポケモン達。それぞれ謎の文様が浮かんでいる。 それぞれ恐るべき戦闘力を発揮し、ソラオのバーナード、スイートのクスクス、サトシのリザードンを圧倒した。 『EVOLUTION』では当時存在しなかったリーフストームを使う場面も。 後半ではどういうわけだか前述のコピーポケモン同様に御三家と死闘を繰り広げる(*1)。 コピーピカチュウ CV 林原めぐみ オリジナル(サトシのピカチュウ)とは耳や尻尾が微妙に違う。 戦いを拒むオリジナルを一方的に叩き続けるが、最後は共に崩れ落ちる… コピーニャース CV 芝原チヤコ/富樫美鈴(EVOLUTION) オリジナルはロケット団のニャースだが、基本四足歩行で人間の言葉もしゃべらない。 他のコピーポケモン同様にオリジナルと死闘を繰り広げる…と思いきや? ミュウ CV 山寺宏一 元祖幻のポケモン。 ミュウツーの気配を察知してポケモン城に姿を現す。 無邪気な振る舞いは犯罪的に可愛いのだが、その一方で、 殺気立つミュウツーの目の前でシャボン玉クッションと戯れる サイコウェーブの直撃を受けても、何もなかったかのように反撃する ミュウよりも戦闘力が大幅に増強されているはずのミュウツーと互角に渡り合う など、ミュウツーへの挑発にもとれる行動をしたり、底知れない戦闘力を秘めていると思しき描写があるなど、中々空恐ろしい。 脚本の首藤氏によると、ミュウもまた自分のコピーであるミュウツーを許せず、だからこそ嘲笑うように飛び回り、戦ったということらしい。映画本編で書けよ…… 一応、その名残なのかミュウツーが「本物とコピーのどちらが強いかを示すために戦え」と言ったのに対し、 ミュウは「コピーは本物には敵わない。技を使わず正面から身体でぶつかり合えば、本物が勝つ(ニャースによる翻訳)」と、 前述の無邪気な振る舞いとは裏腹に、ミュウツーに対してやたらと挑発的な態度を取っており、これが終盤のポケモンバトルに繋がっている。 声優は山ちゃんこと山寺宏一。山寺はこれ以降のポケモン映画全てにゲスト出演しており、 2008年時「同一シリーズにおいてもっとも多く違う役で出演した人」としてギネスになった。 ミュウツー CV 市村正親(特別出演)/森久保祥太郎(幼少期・完全版) ミュウのマツ毛から取り出した遺伝子を元に造り出されたポケモン。 マッドサイエンティストのフジ博士と研究者たちの手で生み出された。 目覚めた直後からテレパシーで「私は誰だ?」とフジ博士たちに問いかけるほど高度な知能と超能力を有していたが、 それだけに人工的に造り出された自身の存在意義に疑問を抱き、自問自答を繰り返した末、身勝手な都合で自分を生み出した人類への逆襲を画策する。 有する超能力は非常に強力で、人間の身体どころか巨大なポケモンすら容易く浮遊させたり、吹き飛ばしたりできる他、 人間を洗脳して忠実な部下にしたり、小島程度の規模であれば天候を変えたり、自分の思うように変化させたりすることも可能。 コピーポケモンを製造する装置や、他人のポケモンをモンスターボールごと無理矢理ゲットする黒いボールを開発するなど知能も高い。 ゲーム設定同様に攻撃的ではあるが、高い知能を持ちながらも度重なる実験によって目の前の敵を打ち倒すことしか考えなくなったというゲーム版とは違い、 本作のミュウツーは上記の経緯で自身を生み出した人類への憎悪からのもので、ゲームの図鑑説明にある「凶暴さ」は感じられない。 むしろ、人造ポケモン故に「人間でもポケモンでもない」と自身の存在に悩み、疎外感や孤独を抱くその姿はどこか哲学的で、虚無的な雰囲気を纏っている。 以前はサカキの下にいたこともあり、シゲルをはじめとする数多くのトレーナー達を葬っていた。(サカキにゲットされた訳でないので野生扱いである。) この時の制御用プロテクターを装着した姿は格好いい。 このプロテクターはポケスペ5章でオマージュされている。 『EVOLUTION』では更にメカメカしくなっている。 最後はサトシとポケモン達との絆に心打たれ、自ら憎しみを断ち切る。 その後、その場にいた人々から自分達に関する記憶を消し、コピーポケモン達と共に新天地を求めて旅立った。 ◆主題歌 『めざせポケモンマスター 98/めざせポケモンマスター 98(2019 Remaster)』 オープニングテーマ。TVアニメ本編でも使われている『めざせポケモンマスター』のアレンジ版。 メロディーがオリジナル版と比べて音程が高く、伴奏もジャズになっている。 アニソンのイベントなどで松本梨香が『めざせポケモンマスター』を歌う場合、大抵このバージョンが選ばれる。 『EVOLUTION』では「(2019 Remaster)」としてアレンジされた。 『風といっしょに』 エンディングテーマ。歌っているのはボイジャー役で本編にも特別出演されている小林幸子氏。 子供のパートは当時ポケモンキッズだったが井端樹里氏。 まさに神曲。EDで流れた際は多くの観客の涙腺を破壊した。 現在では廃盤となっているが、いまだに根強い人気を持ち、コンピレーション・アルバム等で収録されることも多い。 『EVOLUTION』では「しょこたん」こと中川翔子氏と歌うアレンジバージョンが主題歌に採用されている。 ◆余談 ある作品との共通点と現実への警鐘 リメイク前の本作が公開された90年代はちょうど現実でも遺伝子研究やクローン技術の開発が進められていた時代でもあった。 1990年からヒトゲノムを解読・研究するための国際的計画『ヒトゲノム計画』が進行しており、 『赤・緑』が発売された1996年にはスコットランドのロスリン研究所で世界初の哺乳類のクローン生物であるクローン羊「ドリー」が誕生。 しかし、「ドリー」の一件は世界的にも賛否両論を巻き起こし、遺伝子技術の悪用と乱用に警鐘を鳴らす事態にもなっていた。 本作はその2年後に公開されたのでタイムリーなテーマを投げかける作品でもあった。 また、『遺伝子操作された生物が人類を襲う』と言う内容の作品では同じく90年代に公開された作品でもある『ジュラシック・パーク』との共通点も見られる。 ちなみに本作のリメイク版が公開される1年前にも続編作として『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が公開されていたりする。 ミュウツーの技 この映画中にミュウツーは黒い塊を飛ばす技を頻繁に使用しているが、この攻撃に該当する技は当時ゲーム内に存在しなかった事から議論を呼んだ。 後にスマブラ等から金銀の新技「シャドーボール」と思われた…が、 ビデオ版『ミュウツーの逆襲完全版』に付属している設定資料によると、上記の技は「サイコウェーブ」であると記されている。 一方『EVOLUTION』の前売り券で配付されたミュウツーの技構成は「シャドーボール」、「めいそう」、「サイコキネシス」、「バリアー」であった。 リメイクの際に「サイコウェーブ」から「シャドーボール」に変更されたようだ。 一方、「バリアー」だが「はかいこうせん」に対する裁定が上映時の主流ゲームソフトで変更されているが、映画でのシーンはそのまま。 リメイク前:ノーマルタイプだから物理攻撃 リメイク後:ビーム攻撃だから(?)特殊攻撃 時系列 当時のテレビ放映中の本編ではポケモンリーグにすら到達していないのに、 海賊トレーナーがサトシをセキエイ大会ベスト16のトレーナーと知って勝負を吹っかけている。 また、数ヶ月後のテレビアニメ本編ではトキワジムでシゲルのポケモンがミュウツーにフルボッコにされたり、 ミュウツーがサカキの研究所を破壊して脱走する場面が描かれている。 当初の予定ではテレビ本編でサトシやシゲルの視点からミュウツーを描き、 本編では明らかにされなかったサカキやミュウツーの視点は映画館で見られると言う仕組みであった。 映画の中でシゲルの後ろ姿がチラッと出ているのはこのため。 ポケモンリーグのストーリーが終わった頃に知られざる舞台裏を語るつもりだったようだ。 しかしポケモンショックが原因で放送日程が5か月もズレてしまい、 本編と映画を連動させてストーリーを描くと言う計画は台無しになってしまった。 以後、アニポケでは放映日程の突然変更・海外でのアニメ版展開に対応が出来るよう、映画は殆ど本編と連動しないストーリー構成となっている。 嘘予告 記念すべき劇場版1作目の本作であるが実は嘘予告の第1弾でもある。 劇場などで公開された30秒のショート版と90秒のロングバージョンが存在するがほぼ出る映像が本編劇中に存在しない。 …そう後者に至っては90秒もあるのに劇中で使用されたシーンはないどころか今見ると完全に本編とは違う作品の予告になっている。 これについてはかの有名な首藤氏による最終回の伏線に本作も含まれていたことから、予告映像も伏線の一つとしていた可能性が高い。 ナレーション オリジナルでは石塚運昇氏がナレーションを担当していた。 『EVOLUTION』の頃には石塚氏が病で世を去っていたものの、「プレスコ」という声を先に収録する方法で制作されていたため、結果として出演を果たすこととなった。 そのため、本作は石塚氏にとって遺作のひとつとなる。 NEXT 1999≫ 劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕 「僕の目から何かが…これは?」 『涙』 「涙?」 『生き物は身体が痛いとき以外は涙を流さないって。悲しみで涙を流すのは人間だけだって』 『ありがとう』 「え?」 『ありがとう。あなたの涙。でも泣かないで。あなたは生きてるの。生きているって、ね、きっと楽しいことなんだから』 「あ…」 「…アイ、止まらないよ、涙。どうしたら…」 ≪PREV 2018 劇場版ポケットモンスター みんなの物語 NEXT 2020≫ 劇場版ポケットモンスター ココ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 市村氏のミュウツーはマジではまり役だったな 芸能人吹き替えの中でも5本の指に入ると思う -- 名無しさん (2013-09-15 21 06 50) 芸能人、というよりは「俳優」さんだからね。実力者が本気で取り組むとこうなる、っていうことなんだろうな -- 名無しさん (2013-09-16 18 20 50) おじちゃんいい歳なのに、また見て泣いてもうた -- 名無しさん (2013-09-16 18 50 42) 自分が倫理問題、SF系を扱った作品が好きになった原点 -- 名無しさん (2013-10-02 19 53 47) 高校生になってからまた見たら言葉が出なかった -- 名無しさん (2013-10-25 00 16 07) 山ちゃん、声凄いな。ミュウは絶対女の子がやってると思ってた -- 名無しさん (2013-11-11 02 11 15) 石化したサトシを起こそうとするシーンに泣かされた -- 名無しさん (2013-11-18 00 13 00) 何故だか子供の時はニャース達のやり取りが一番に印象的だった -- 名無しさん (2013-12-02 11 22 03) ニャーストコピーニャースだけ平和なんだよな…今夜の月は丸いなって言うとこが -- 名無しさん (2013-12-02 15 35 30) コピピカがひたすらビンタするシーンでもう涙ボロボロだったな…ピカチュウも一切反撃しなくて、ただ受けるだけってのがもう… -- 名無しさん (2013-12-02 16 05 24) 実はこの映画の中にはポケモンが無印だけで完結した場合の最終回の案の伏線が散りばめられてあるらしい -- 名無しさん (2014-02-23 17 42 24) コピピカ林原だったのか、いろいろと時代を象徴する作品だな -- 名無しさん (2014-02-23 17 56 40) スイートのカメックス"クスクス"、けっこういい名前だと思うんだけどな -- 名無しさん (2014-07-25 10 19 44) 子供の頃の記憶だから曖昧だけど、PVかなにかでこの映画はお母さんが子供かピカチュウに聞かせた物語オチみたいのがあった気がするんだが 映画本編見たら全然そんなシーン無いじゃないかと思った -- 名無しさん (2014-10-25 18 56 07) 大人になってから見たら、最後の殴り合いか虚しさがしみて泣きそうになる。あとミュウはミュウツー煽り過ぎだろww -- 名無しさん (2014-11-28 18 47 00) 前に首藤剛志さんがコピーピカチュウの行動について語ったHPのアドレスが載ってたはずなんだけど、亡くなってるな。誰かあのアドレス知っている人いないですか? -- (2014-12-04 17 49 55) 痛み以外で涙を流さないポケモン達がサトシの石化で涙を流したのは「喪失感」だったって書いてあった気がするんだけど詳しくはどうなんだったっけ -- 名無しさん (2014-12-29 14 27 59) 市村正親さん自身は自分の声はミュージカルの歌唱に向いていない悪声と語っているがミュウツーの悲哀と自身の存在意義に苦しむ心境を語るときの演技は本職の声優に匹敵する熱演が凄かった(市村さんはミュウツーの生い立ちをかつて自身がミュージカルで演じたオペラ座の怪人の生い立ちと同じように感じたらしい) -- 名無しさん (2015-02-11 00 17 18) この映画を見たら、他のアニメやゲームに登場するコピーやクローンの様な所謂「偽者キャラ」に対する見方が変わるよな。偽者として生まれた者はみんなミュウツーみたいな考えを一度は持ったことがあるんじゃないかって思わされる。 -- 名無しさん (2015-03-11 15 10 13) せっかくの良ストーリーなのに、なんで海外版では改悪しちまったんだよ・・・ -- 名無しさん (2015-04-25 21 11 45) ↑4 サトシは、自分の為(ポケモンマスターになる為)にポケモンを戦わせるトレーナーの癖に、ポケモン同士の戦いを否定して石になった、矛盾に満ちた人間であり、だからこそ貴重な存在で、失いたくなかった。 -- 名無しさん (2015-05-15 14 44 34) ↑3 これに限らず4kidsは海外作品の誰得改変に定評があるんだと。 -- 名無しさん (2015-08-08 19 49 51) ↑4 どんな風に改悪されたの? -- 名無しさん (2015-08-26 14 43 21) ↑テーマが「戦いはいけない」にすげ替えられた上にミュウツーの葛藤もほぼ全カット。おかげでハイターゲットからの評価は壊滅的で、最高傑作どころか糞アニメ映画の代名詞として扱われてる。 -- 名無しさん (2015-08-29 12 18 11) 重甲ビーファイターのブラックビートに通じるものがあるな。 -- 名無しさん (2015-12-09 22 15 11) 強いポケモンを得るためにコピーを造り出していく人のエゴが、後年におけるポケモンの厳選行為と重なって見える。ゲームのやり込みプレイヤーにとっては昔以上に面白く感じられる要素がある作品なんじゃないかなと思ったりする。 -- 名無しさん (2016-02-08 15 00 29) 子供の時よくわからなかったから今の方が多少ご都合でも面白かった -- 名無しさん (2016-03-01 12 44 57) 子供の頃見てどう思ったかは覚えてないけど、ゲノの時配信されたの見た感想は、石化と元に戻るところが理屈も意味もわからないしうーんって感じ。ただそれ以外は良いから、過大評価、神格化されすぎだとは思うけどそこまで悪い作品ではないって感じ。惜しい、とでも言えば良いのか(個人の感想です) -- 名無しさん (2016-08-01 21 12 54) この作品で涙はとても特別な意味があったと思うんだけど、気のせいかな? -- 名無しさん (2016-08-05 03 44 18) 書かれてるけどこの映画に出てくるミュウのなんと恐ろしい事かwコピー何ぞ許すまじって生物として当然なのかもしれんが、他のポケモンを先導してるし本人は本人で強くなってるはずのミュウツーと全く互角で、他がヘロヘロになってても戦い続けてたしw -- 名無しさん (2016-09-09 03 11 45) ↑3 石化は、トレーナーの癖に、ポケモン同士の闘いを否定する、自己矛盾に陥って動けなくなることの象徴。ポケモンたちが泣くのは「闘いを否定するトレーナー」というレアな存在を喪ったことへの喪失感。で、矛盾だらけで、でも誰はばかることなく存在するサトシを見てコピーもオリジナルも、「俺らがここいることは別に否定されるようなことじゃない」と、コピーを否定しなくなった。と、こういう流れ。首藤さんのブロマガに書いてる。 -- 名無しさん (2016-10-24 12 21 52) サトシ達と対峙した時のミュウツーって、実年齢でいえばいったい何歳だったんだろうか -- 名無しさん (2016-11-07 23 36 08) 完全版で「涙は痛いときに以外に流すのは人間だけ」っていうアイツ-のセリフがあるから、本作におけるポケモンの涙はそれだけ貴重な存在。もっともキャラクター化が進んだ現在では「何言ってんだお前」「ミュウツーに嘘教えるな」ってなってしまうのがな -- 名無しさん (2016-12-10 14 26 56) 推しポケモン映画で1位が予想されていたが結局1位に輝いたのは水の都の護神だった -- 名無しさん (2017-07-02 19 05 29) 今改めて見たけど確かに描写不足感はある。これ2時間近くの長さでやってたらどうなってたんやろなあ… -- 名無しさん (2018-07-06 02 43 34) またドラえもん方式でリメイクされるのか…… -- 名無しさん (2018-07-28 12 00 12) ↑また、市村さんにやってほしいな、ミュウツー・・・サトシが石になって死んだ展開はピカチュウたちにつられて涙して、完全版のアイとお別れする展開の時はミュウツーと同じように涙した・・・。 -- 名無しさん (2018-08-10 19 32 48) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-08-27 19 43 04) 石化→涙からの復活は、電気出したり、火を吐いたりするような生き物があの場にあんだけ居たしなにが起こっても不思議じゃないと無理やり解釈するのも可能かな -- 名無しさん (2018-08-27 20 26 07) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-08-30 00 55 07) ドンファンは映画の公開前からコロコロで紹介されてなかったっけ?それで後から「映画には新ポケモンも登場するぞ」みたいな情報が載ってた気がする。 -- 名無しさん (2019-03-19 20 20 28) ニャースだけオリジナルもコピーも「爪で引っかけるけど、そんなことしたら傷ついて痛いよね」って最初から言い合ってるのが印象的だった。 -- 名無し (2019-04-18 21 58 07) 違反コメントとそれに関わるコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-13 21 28 37) 新しいのは見てないけど、最近気になってルギア爆誕放映当時以来初で見直したら最初の始まりからワクワクさせる作りで凄いなと思った -- 名無しさん (2019-07-20 21 57 47) コピー御三家はまあリベンジマッチやろ -- 名無しさん (2020-01-24 16 23 40) リメイクでロケット団がミュージカルのごとくラプラスの船に乗って出てきた時は笑った -- 名無しさん (2020-04-22 03 51 59) どこかで見たが、プロデューサーがミュウツーの声優に市村さんを推薦し、製作スタッフたちに話したところ全員から「誰それ?」と言われて、アニメしか興味のないスタッフの存在に嘆いたってエピソードを思い出した。なお、市村さんは台本を読んだ感想として「オペラ座の怪人まんまじゃないか。」とのコメントをしたとか。 -- 名無しさん (2020-08-30 16 06 03) 女性トレーナーの声が最初に公開された時は芸能人だったのにリメイクでは本職に声優になるって、何か珍しい気がする。 -- 名無しさん (2020-11-02 11 21 57) ↑7 小学生くらいの頃は、「お前たちは戦わないのね」と軽い気持ちに思ってたけど、大人になって改めて見ると、そのセリフやお互いに月を見て語り合うシーンに、「あいつらを決して笑えない。むしろ普段敵役なのに…」とようやく色々と考えさせられました…。 -- 名無しさん (2020-11-04 20 35 17) サトシ、子泣き爺だった!? -- 名無しさん (2020-11-13 12 40 46) アイツー周りの情報が、「完全版に出るだとかTVSPのために書き下ろしたとか」交錯しすぎてどれが正しいかわからない。サトシが石化した時の涙でアイツーが涙の説明をした事をミュウツーが思い出すシーンをTVSPで見たようなかすかな記憶はあるのだが…。 -- 名無しさん (2020-11-19 22 43 29) 「ルギア爆誕」もアニメ本編と繋がっていなかった? -- 名無しさん (2020-11-20 06 19 20) ウミオとソラオはいるのにリクオ(リクコ)はいない グラードン「解せぬ」 -- 名無しさん (2021-06-20 19 01 44) 卯月コウ「コピーニャースが喋れなかったのは『経験』がなかったから。人生=経験、経験=アイデンティティ。だからミュウツーにはアイデンティティがない(人生が浅い)。生きていくということがアイデンティティを作っていくことだからこそ、ミュウツーは『生きていく』という結論に達した。」 -- 名無しさん (2021-07-17 21 50 36) それ別にそのVが初めて言ったわけじゃなく有名な考察だけどな -- 名無しさん (2021-10-31 21 26 56) 同時上映短編のエンディングは7年後の機内公開作のエンディングで復活してたな -- オックセンマン@レンタルDVDマニア (2022-03-03 19 02 20) ↑の中にあります「 サトシの石化 」や「 ポケモンたちが泣いた理由 」等などについてですが、ツイッターにあります「 ミュウツーの逆襲の裏話 」で湯山監督さんが語ってますよ....「 自己矛盾 」とかそーゆうのじゃないみたいですよ...?↑4 スイートの名前の由来についても語られてます。 -- 名無しさん (2022-03-05 23 07 56) ポケモンショックがなくてちゃんとアニメと連動できてたら2作目以降もそうなってたのかなあ -- 名無しさん (2022-06-11 18 28 59) ↑2 -- 名無しさん (2023-08-04 21 47 44) 途中送信 話のキモをフィルムで語れず後から文章で補足するのはそうやって堂々と言えるものじゃないと思うな… -- 名無しさん (2023-08-04 21 49 43) スイートの名前の由来が佐藤藍さんの苗字だと判明してるが、それなら佐藤性の女性声優を起用してほしかった感ある -- 名無しさん (2023-11-14 22 04 41) 何がご都合って最後の戦いがなあ…なんでこいつらいきなり戦ってんの?オリジナルとコピーは相容れないから戦うって理由づけしたとしたら今度は戦わないニャースと戦う理由のない御三家がおかしくなる -- 名無しさん (2024-03-02 20 45 37) リメイクだとこの時はなついてなかったリザードンがサトシの命令をちゃんと聞いてる上に一緒に笑ったりと仲がよくて驚いた -- 名無しさん (2024-03-02 20 54 38) 名前 コメント
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このページでは【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】のキャラクター、 リップ の解説をする。 他の同名キャラクターは【リップ】を参照。 プロフィール 作品別 おもなセリフ 関連キャラクター コメント プロフィール リップ 他言語 種族 【人間】 性別 女 職業 【ジムリーダー】メイクアップアーティスト 手持ちポケモン 【クエスパトラ】【フラージェス】など 初登場 【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】 パルデア地方・ベイクタウンの【ジムリーダー】。 白いドレスを着た紫髪の女性で、エスパータイプの使い手。 メイクアップアーティストやモデルとしても活躍している。 一人称は「リップ」で、バブル世代を思わせるような業界用語をよく使う。 作品別 【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】 ジムリーダーの中でも上位の強さ。恐らく終盤に倒す事になる。 ジムテストは喜怒驚楽エクササイズ。 アカデミーの先生である【キハダ】がインストラクターを務める。 キハダは彼女とは子供の頃からの付き合いで負けた方が勝った方の言う事を何でも聞くというルールのポケモン勝負を行い、リップが勝利したため、キハダは言う事を聞く約束を守ってこのジムテストのインストラクターをやっているらしい。 キハダと同世代(25歳)であるとするなら、言葉使いに反してそれほど高い年齢ではないと思われる。 ハッコウシティの電光掲示板の広告にも登場している。 【オモダカ】の事はちょっと苦手で理由は、艶やかオーラでキャラが被るから。 【クエスパトラ】を手持ちにしているところも共通している。 手持ち 【リキキリン】♂Lv44 【サーナイト】♀Lv44 【クエスパトラ】♀Lv44 【フラージェス】♀Lv45マップの紹介文で上位の強さと言われるだけあってレベルが高い。彼女の【フラージェス】はテラスタルでエスパータイプになる。彼女に勝利した後の記念撮影ではヨガのポーズをしている。 強化版 リキキリン♂Lv65 サーナイト♀Lv65 クエスパトラ♀Lv65 【エルレイド】♂Lv65 フラージェス♂Lv66エルレイドが加わっている。 おもなセリフ リップの辞書に 哀しみ はない あっていいのは 驚きの美しさだけ…… 本当の 喜怒驚楽エクササイズ ○○ちゃんに 教えてあげる!再戦開始直前に言うセリフ。○○には主人公の名前が入る。このセリフで喜怒哀楽エクササイズではなく喜怒驚楽エクササイズである理由がわかる。 関連キャラクター 【キハダ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?